栃尾みみ・はな・のどクリニック

お知らせ

2019/12/13 上咽頭炎

上咽頭とは鼻と喉の間(鼻の奥の突き当たり)のことです。この部分への細菌やウイルス感染・体の冷え・疲労・ストレス・空気の乾燥・口呼吸などによって上咽頭炎が発症します。他にも鼻炎や副鼻腔炎による鼻漏が上咽頭に流れ、慢性的な刺激を受け上咽頭炎が引き起こされることもあります。

主な症状として、鼻と喉の間の痛み・後鼻漏(鼻の奥から喉に鼻水が下りること)・痰がからむ・咳が出る・声が出にくい・鼻の奥が臭う・首がこる・頭痛・頭重感・倦怠感などが挙げられます。また、上咽頭炎は耳の病気(急性中耳炎、滲出性中耳炎、耳管狭窄症)の原因となる可能性もあります。

様々な病気にもつながる上咽頭炎。重要な予防策は、喉の粘膜の乾き・体の冷えを防ぐことです。

喉の粘膜の乾きによりウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。これを防ぐためには、こまめな水分補給が有効です。しかし、利尿作用があるカフェインを含むお茶などの水分を取り過ぎてしまうと、かえって口が乾くことがあるのでお気をつけください。

また、体の冷えによって自律神経のバランスが崩れ、免疫力の低下にも繋がります。適度な運動や十分な睡眠などで免疫力が上昇させることができます。

気温が下がり、体調を崩しやすい季節です。少しでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

2019/11/11 のどの痛み

11月に入り寒い日が続き、室内と外の寒暖差や室内の暖房による乾燥により体調を崩す方もいらっしゃいます。そんな時期によく出る症状の一つ「のどの痛み」。喉がイガイガしたり、唾を飲み込む時に痛みを感じたり、喉の奥が赤く腫れていたりと、のどの痛みの中でも様々な症状がみられます。それらの痛みは、のどの粘膜が炎症を起こしている状態からきているものがほとんどです。

のどが荒れてしまった場合、加湿のためにマスクの着用をお勧めします。また、室内で加湿器を使うのも乾燥を防ぐことができます。また、刺激のある香辛料などの食材は控えるようにしてください。
ストレスや疲れが溜まっていると治りづらくなります。ゆっくり体を休めて、のどが痛いときには無理に声を出さないように心がけてください。

のどの痛みは、インフルエンザや感染症などの様々な病気の症状の可能性もあります。のどの痛みがなかなか治らなかったり、他の症状がみられるなど、少しでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

2019/10/15 秋は雑草の花粉とハウスダストにご注意

花粉症といえば春のスギやヒノキからおこる花粉症のイメージが強いようですが、実は、秋にも花粉が飛散しています。それはキク科のブタクサ・ヨモギなどの植物で、道路わきや公園など私たちの身近な場所から飛散される花粉です。そのほかにもイネ科などの植物が開花期をむかえ、9月から11月に花粉症を引き起こすことも。

また、秋はハウスダストにも注意が必要です。ハウスダストとはダニの死骸やフンやカビなどで、室内にたまるホコリのことをいいます。夏に繁殖したダニが秋になると一斉に死んでしまうため、ダニアレルゲン量が増加します。ダニアレルギーの方は秋口に悪化する傾向にあるので、特に注意が必要です。

しかし、秋の花粉症・ダニアレルゲンともに日常的にできる対策法があります。
花粉症の原因となる植物が繁殖している場所(川辺や土手、空き地などの草地)には近づかずかないようにすること。そして、帰宅したら家の中に花粉を持ち込まないよう、玄関先で衣服や髪などをはたくことも予防になります。

ハウスダストの対策法としては、こまめに部屋の掃除をすることが重要です。カーペットの掃除や寝具の洗濯、湿度をあげないよう除湿器を活用するのも効果的です。

季節の変わり目は、さまざまな症状が現れやすい時期です。その他、気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

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診療時間

月曜日から土曜日まで午前中は9時から12時、午後は15時から18時、ただし、木曜日・土曜日は午後は休診です。日曜・祝祭日は終日休診いたします。

新患・初診の方(久しぶりの受診/いつもと別症状) 午前11時30分まで、午後5時までの受診を、お済ませ下さい。ご了承ください。

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