栃尾みみ・はな・のどクリニック

お知らせ

2022/11/15 冬のアレルギー性鼻炎について

冬は一年を通して一番花粉の散布料が少なく、花粉症に悩まされている人にとったは安心できる季節かもしれません。一方で、冬になると鼻水や鼻詰まりがひどくなるという方は冬のアレルギー性鼻炎の可能性があります。
春から秋にかけてさまざまな花粉が飛んでいますが、冬は花粉は飛ばないイメージを持っている方は、多いのではないでしょうか。実は、冬でも飛んでいる花粉はあります。そして花粉以外にも、寒暖差アレルギーや暖房器具によるハウスダスト・ダニアレルギーなどが冬のアレルギー性鼻炎の原因かもしれません。

主な症状として、「鼻水」「鼻詰まり」「くしゃみ」「蕁麻疹」「食欲の低下」「胃腸不振」などが挙げられます。寒暖差アレルギーは寒暖差によって自律神経が乱れることで起こります。特に7度以上の気温差がある場合は、症状が起きやすいといわれています。

冬はストーブやファンヒーター、エアコンなど、各ご家庭でさまざまな暖房器具を使う季節です。実は、これらの暖房器具からでる温風とともに、ハウスダストやダニが室内に多く舞っています。冬は特に乾燥がしやすい季節なので、これらのアレルゲンは舞いやすく、それを吸い込むことによって、鼻のアレルギー症状が強くでることがあります。

少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

2022/10/19 逆流性食道炎について

逆流性食道炎とは、胃液や胃で消化される途中の食物が逆流し食道の粘膜を荒らすことによって炎症を引き起こす病気です。胸やけや嚥下障害、呑酸(どんさん)、咳、喘息様発作など様々な症状が生じます。中高年の方に多いと言われていますが、最近では食生活の変化や生活習慣の乱れ、ストレスなどによって若者にも見られるようになりました。

逆流性食道炎は、脂肪の多い食事・食べ過ぎ、加齢、お腹の圧迫、ストレスなどが原因で胃液が食道に逆流しない仕組みが弱まり、胃酸が増えすぎることで起こります。

逆流性食道炎は、食生活や生活習慣の乱れが大きく影響します。軽い症状であれば、生活を改善することで症状が軽減することもあります。予防するには胃酸を多く分泌するような食べ物(動物性脂肪の多い食事、アルコール、柑橘類 など)を避けたり、生活習慣・食習慣に注意したりすることが有効であると考えられています。また、胃に圧力のかかる(腹圧がかかる)ような生活習慣にも注意が必要です。寝るときに上半身を少し高くすると、逆流が起こりにくくなります。

自覚症状や少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

2022/09/27 秋の花粉症

9月に入り、少しずつ秋の移ろいを感じるようになりました。この時期になると、キク科のブタクサやヨモギなどの花粉の飛散シーズンを迎えます。花粉は季節を問わず年中飛散していますが、秋の花粉症に悩まされている人は多くいます。

スギ花粉のアレルギー性鼻炎の方は秋の花粉症にもかかりやすいと言われています。ブタクサやヨモギは、河原や公園など身近な場所にも生息しているため注意が必要です。秋の花粉症と自覚しないまま花粉を吸い込んでしまうと症状を悪化させる可能性があるため、ブタクサやヨモギなどが生息していそうな場所は避けるなど、その時に応じた行動・判断が重要になります。

春の花粉症の原因であるスギ花粉は、花粉粒子径が大きいため鼻の軟膜に溜まりやすいことから鼻水やくしゃみが代表的な症状としてあげられます。一方で、秋の花粉症の原因の一つであるブタクサ花粉は花粉の粒子が小さいため気管に入り喘息のような症状を引き起こすこともあります。また、花粉によって引き起こす症状が変わる場合もあるため注意してください。

気づかずに放置してしまうことで、症状を悪化させてしまう恐れがあります。少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。

前へ 次へ

診療時間

月曜日から土曜日まで午前中は9時から12時、午後は15時から18時、ただし、木曜日・土曜日は午後は休診です。日曜・祝祭日は終日休診いたします。

新患・初診の方(久しぶりの受診/いつもと別症状) 午前11時30分まで、午後5時までの受診を、お済ませ下さい。ご了承ください。

栃尾みみ・はな・のどクリニックのアクセスマップです

住所:〒940-0225 長岡市仲子町8-27 電話番号:0258-53-0033

地図拡大・印刷

ページの上へ

栃尾みみ・はな・のどクリニックの外観・内観写真です。

ページの上へ