栃尾みみ・はな・のどクリニック

お知らせ

2024/05/28 インフルエンザ予防接種について

当院では諸事情によりインフルエンザの予防接種は見合わせて頂きます。
ご不便をお掛けし誠に申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

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2024/05/28 大人もかかる溶連菌感染症について

溶連菌感染症と聞くと、子どもの病気をイメージがある方も多いですが、大人もかかる病気です。今もなお流行っている新型コロナウイルスやインフルエンザの症状(喉の痛みや関節痛、倦怠感など)と似ている部分が多いためそれらの検査をしても陰性と出てしまうため風邪と決めてしまう方も多くいます。

溶連菌とは、A群β溶連菌(ベータようれんきん)(溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)という細菌のことです。溶連菌の潜伏期間は約2~5日と言われています。初期症状は、人によって異なりますが、喉の痛み、発熱(38~39℃)のほか、手足に小さな赤い発疹が出たり、舌の表面に赤いぶつぶつが見られたり(苺舌)します。風邪の症状のように咳や鼻水が出ないのがこの病気の特徴です。
比較的に6~15歳の学童に多く見られますが最近成人でも症状のある方がいらっしゃいます。家族の間で感染することもあるので、子どもが溶連菌だと診断されたら、マスクをして飛沫を防ぐとともに、手洗い・うがいを徹底しましょう。

また、溶連菌の中に劇症型というものがあります。人食いバクテリアとも呼ばれており、死亡するリスクもある重い病気です。この疾患は元気な人に突然発症し、急激に進行します。数十時間で足などが腐り、腎不全、ショック状態になります。30〜70歳代の大人に多いのですが、小児でもみられるため注意が必要です。

上記でも記載した通り、溶連菌にかかっている認識がなく、ただの風邪と判断してしまっている可能性もございます。少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

2024/04/19 ドライマウスついて

正常、唾液は一日1.5リットルほど分泌され口の中を潤しています。
ドライマウスは、その唾液の量が減ることで口や喉が乾燥した状態のことを言います。ドライマウスになると、唾液量が半分以下になり口の中が乾燥して舌に潤いがなくなりシワシワになってしまいます。

唾液には、口の中の抗菌作用があり、細菌や食べかすなどの口の中の汚れを洗い流し、口臭を予防する働きもあります。また、口の中を中性にする作用もあり、食後は口の中が酸性に傾きやすいため、唾液が中性に戻してくれます。その他にも、弱くなった歯の修復や味を感じやすくするなどの役割もあります。

唾液が減ることで口の中の細菌が増え、虫歯や歯周病になりやすくなり、歯の修復力も低下します。それだけでなく、口が乾くことで痛みや味覚障害の原因になりうるカンジダ菌が増えてしまいます。

ドライマウスの原因は様々ですが、加齢によって引き起こされることが多く、唾液を作る唾液線の機能が低下し分泌量が減ったり、虫歯や歯に合わない入れ歯を使っていることで食事の噛む回数が減っていること、ストレスを感じることで唾液量が減る場合もあります。

ドライマウスの症状は、口や喉の渇きがずっと続く、口内がネバネバする、口内が痛い、パンやビスケットなどの乾いたものが食べづらい、味覚が変、夜に口が乾いて目が覚めるなどがあります。誰でも、口の中が乾いている状態になったことはあるかと思います。実際は病気でない可能性もありますが、少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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診療時間

月曜日から土曜日まで午前中は9時から12時、午後は15時から18時、ただし、木曜日・土曜日は午後は休診です。日曜・祝祭日は終日休診いたします。

新患・初診の方(久しぶりの受診/いつもと別症状) 午前11時30分まで、午後5時までの受診を、お済ませ下さい。ご了承ください。

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住所:〒940-0225 長岡市仲子町8-27 電話番号:0258-53-0033

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