2023/03/22 春の気象病について
春は卒業・入学や異動などで、環境の変化が多い季節です。そのため、疲れがたまり体調を崩しやすくなってしまう方も多いのではないでしょうか?
環境の変化によるストレスなども不調の原因として挙げられますが、春は気温や気圧が変わりやすく、気づかない間に体に負担がかかっているかもしれません。
そのような天気の変化に伴い、体のストレスとなり、自律神経が乱れることによって様々な不調や病気が出ることを気象病といいます。
また、暖かくなったかと思うと急に寒い日があったりと、寒暖差が一層強まります。
こまめに服装を調節したり、適切な空調を使用するなど対策したり、自覚のある人は、血流をよくして自律神経を整えるための耳マッサージもおすすめです。
もちろん、十分な睡眠を取る、ストレスを溜めない、体を動かすといった生活の基本を守ることも重要になります。
気になる症状がある方はお早めにご相談ください。
2023/02/14 スギ花粉症について
2月に入り、あと少しで春がくる季節となりました。この時期に気になるのは花粉症。毎年のように悩まされている方はもちろん、花粉症にかかったことのない方も、今年はもしかするとかかる可能性もあるため注意が必要です。
地域によって花粉の飛散時期は異なりますが、花粉症の原因であるスギ花粉は主に2月~4月に飛散し、3月上旬~中旬がピークです。飛散する量は、花粉が作られる前年の夏の気象条件が大きく関わっており、日照時間が長く降水量が少なく、気温が高い夏の翌年は、花粉の飛散量が多いと言われています。
スギ花粉症の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどがあげられます。そのほかに、目のかゆみや、頭がボーっとする、頭痛、喉や皮膚のかゆみやだるさ、不眠などの症状が現れることもあります。
普段の生活のなかでも花粉をなるべく避ける対策についてご紹介します。
外出時にはマスク、メガネをする、帽子をかぶる、服装もなるべく花粉の付きにくい生地のものを選ぶとよいです。帰宅後、家に入る前に洋服や髪の毛に付いた花粉を払い落とし、家に入ったらまず手洗い、うがい、洗顔をする。洗濯物はできるだけ外に干さずに屋内干しにし、布団も乾燥機を使うようにするか、外に干した場合は掃除機で花粉を取り除くことをおすすめします。
気になる症状がある方はお早めにご相談ください。
2022/11/15 冬のアレルギー性鼻炎について
冬は一年を通して一番花粉の散布料が少なく、花粉症に悩まされている人にとったは安心できる季節かもしれません。一方で、冬になると鼻水や鼻詰まりがひどくなるという方は冬のアレルギー性鼻炎の可能性があります。
春から秋にかけてさまざまな花粉が飛んでいますが、冬は花粉は飛ばないイメージを持っている方は、多いのではないでしょうか。実は、冬でも飛んでいる花粉はあります。そして花粉以外にも、寒暖差アレルギーや暖房器具によるハウスダスト・ダニアレルギーなどが冬のアレルギー性鼻炎の原因かもしれません。
主な症状として、「鼻水」「鼻詰まり」「くしゃみ」「蕁麻疹」「食欲の低下」「胃腸不振」などが挙げられます。寒暖差アレルギーは寒暖差によって自律神経が乱れることで起こります。特に7度以上の気温差がある場合は、症状が起きやすいといわれています。
冬はストーブやファンヒーター、エアコンなど、各ご家庭でさまざまな暖房器具を使う季節です。実は、これらの暖房器具からでる温風とともに、ハウスダストやダニが室内に多く舞っています。冬は特に乾燥がしやすい季節なので、これらのアレルゲンは舞いやすく、それを吸い込むことによって、鼻のアレルギー症状が強くでることがあります。
少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。