栃尾みみ・はな・のどクリニック

お知らせ

2020/01/21 冬の時期に流行する感染症

室内の暖房器具による乾燥や外と室内との気温差、仕事始めや新年の行事などによる疲労によって、病気に対する免疫が下がります。その状態のまま人混みに行くことによって様々な感染症にかかりやすくなってしまいます。

この時期に一番注意が必要な感染症が、「インフルエンザ」。1月に入り、これから本格的な流行が予測されます。インフルエンザのワクチンを受けることで、たとえ感染したとしても発生率、重症化率の低減につながると言われています。接触機会の多い学校や幼稚園、保育園などの集団生活施設での集団発生も考えられますのでご注意ください。

他にも「溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)」や「RSウイルス感染症」があります。どちらも冬に流行する感染症で1月も注意が必要です。
「溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)」は、子供にかかりやすく、強いのどの痛みや発熱などの症状があります。主な感染経路が飛沫感染や接触感染によるものです。予防のためのワクチンはまだなく、手洗い・咳エチケットなどを心掛けましょう。
「RSウイルス感染症」は、重い場合には咳がひどくなったり、呼吸が苦しくなることもあり注意が必要です。

少しでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

2019/12/13 上咽頭炎

上咽頭とは鼻と喉の間(鼻の奥の突き当たり)のことです。この部分への細菌やウイルス感染・体の冷え・疲労・ストレス・空気の乾燥・口呼吸などによって上咽頭炎が発症します。他にも鼻炎や副鼻腔炎による鼻漏が上咽頭に流れ、慢性的な刺激を受け上咽頭炎が引き起こされることもあります。

主な症状として、鼻と喉の間の痛み・後鼻漏(鼻の奥から喉に鼻水が下りること)・痰がからむ・咳が出る・声が出にくい・鼻の奥が臭う・首がこる・頭痛・頭重感・倦怠感などが挙げられます。また、上咽頭炎は耳の病気(急性中耳炎、滲出性中耳炎、耳管狭窄症)の原因となる可能性もあります。

様々な病気にもつながる上咽頭炎。重要な予防策は、喉の粘膜の乾き・体の冷えを防ぐことです。

喉の粘膜の乾きによりウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。これを防ぐためには、こまめな水分補給が有効です。しかし、利尿作用があるカフェインを含むお茶などの水分を取り過ぎてしまうと、かえって口が乾くことがあるのでお気をつけください。

また、体の冷えによって自律神経のバランスが崩れ、免疫力の低下にも繋がります。適度な運動や十分な睡眠などで免疫力が上昇させることができます。

気温が下がり、体調を崩しやすい季節です。少しでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

2019/11/11 のどの痛み

11月に入り寒い日が続き、室内と外の寒暖差や室内の暖房による乾燥により体調を崩す方もいらっしゃいます。そんな時期によく出る症状の一つ「のどの痛み」。喉がイガイガしたり、唾を飲み込む時に痛みを感じたり、喉の奥が赤く腫れていたりと、のどの痛みの中でも様々な症状がみられます。それらの痛みは、のどの粘膜が炎症を起こしている状態からきているものがほとんどです。

のどが荒れてしまった場合、加湿のためにマスクの着用をお勧めします。また、室内で加湿器を使うのも乾燥を防ぐことができます。また、刺激のある香辛料などの食材は控えるようにしてください。
ストレスや疲れが溜まっていると治りづらくなります。ゆっくり体を休めて、のどが痛いときには無理に声を出さないように心がけてください。

のどの痛みは、インフルエンザや感染症などの様々な病気の症状の可能性もあります。のどの痛みがなかなか治らなかったり、他の症状がみられるなど、少しでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

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診療時間

月曜日から土曜日まで午前中は9時から12時、午後は15時から18時、ただし、木曜日・土曜日は午後は休診です。日曜・祝祭日は終日休診いたします。

新患・初診の方(久しぶりの受診/いつもと別症状) 午前11時30分まで、午後5時までの受診を、お済ませ下さい。ご了承ください。

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