栃尾みみ・はな・のどクリニック

お知らせ

2023/04/18 黄砂について

春のアレルギー症状は、花粉が原因ではなく黄砂かもしれません。

黄砂とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多くの砂やちりが、偏西風によって飛んでくる現象です。
中国からの黄砂にはさまざまな有害物質が含まれているため、目のかゆみや鼻水・鼻づまり、喉のかゆみといった花粉症やアレルギーと同じような症状を引き起こしたり、農作物などにも悪影響を与えることがあるため、世界的な環境問題にもなっています。
黄砂は、2〜5月ごろに飛散しており、4月に飛散のピークを迎えます。飛散量が多い日だと、車や洗濯物にも黄砂がついていることが確認できるほどです。花粉の飛散時期と重なりますが、黄砂は風の強さによって増減します。夜に黄砂が飛散することもあるため、夜の外出にも注意が必要となります。また、黄砂は花粉よりも粒子が細かく、肺の奥まで吸い込んでしまい症状が重くなったり、花粉症を発症している方の症状を重くしてしまうかもしれません。

対策としては、花粉と同じように吸い込まない・身体に付着させないことが重要です。
花粉よりも粒子が細かく、普通のマスクだと完全に防ぐことが難しいため、できるだけ細かい粒子を防ぐフィルターのついたマスクをおすすめします。メガネやゴーグル、帽子の着用をして、花粉が付着しないような衣類もツルツルとした生地のものだと尚良いです。また、外から建物の中に入った際には衣類についている黄砂を払い落とし、室内に持ち込まないようにしましょう。

少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

2023/03/22 春の気象病について

春は卒業・入学や異動などで、環境の変化が多い季節です。そのため、疲れがたまり体調を崩しやすくなってしまう方も多いのではないでしょうか?

環境の変化によるストレスなども不調の原因として挙げられますが、春は気温や気圧が変わりやすく、気づかない間に体に負担がかかっているかもしれません。
そのような天気の変化に伴い、体のストレスとなり、自律神経が乱れることによって様々な不調や病気が出ることを気象病といいます。
また、暖かくなったかと思うと急に寒い日があったりと、寒暖差が一層強まります。

こまめに服装を調節したり、適切な空調を使用するなど対策したり、自覚のある人は、血流をよくして自律神経を整えるための耳マッサージもおすすめです。
もちろん、十分な睡眠を取る、ストレスを溜めない、体を動かすといった生活の基本を守ることも重要になります。

気になる症状がある方はお早めにご相談ください。

2023/02/14 スギ花粉症について

2月に入り、あと少しで春がくる季節となりました。この時期に気になるのは花粉症。毎年のように悩まされている方はもちろん、花粉症にかかったことのない方も、今年はもしかするとかかる可能性もあるため注意が必要です。
地域によって花粉の飛散時期は異なりますが、花粉症の原因であるスギ花粉は主に2月~4月に飛散し、3月上旬~中旬がピークです。飛散する量は、花粉が作られる前年の夏の気象条件が大きく関わっており、日照時間が長く降水量が少なく、気温が高い夏の翌年は、花粉の飛散量が多いと言われています。

スギ花粉症の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどがあげられます。そのほかに、目のかゆみや、頭がボーっとする、頭痛、喉や皮膚のかゆみやだるさ、不眠などの症状が現れることもあります。
普段の生活のなかでも花粉をなるべく避ける対策についてご紹介します。
外出時にはマスク、メガネをする、帽子をかぶる、服装もなるべく花粉の付きにくい生地のものを選ぶとよいです。帰宅後、家に入る前に洋服や髪の毛に付いた花粉を払い落とし、家に入ったらまず手洗い、うがい、洗顔をする。洗濯物はできるだけ外に干さずに屋内干しにし、布団も乾燥機を使うようにするか、外に干した場合は掃除機で花粉を取り除くことをおすすめします。

気になる症状がある方はお早めにご相談ください。

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診療時間

月曜日から土曜日まで午前中は9時から12時、午後は15時から18時、ただし、木曜日・土曜日は午後は休診です。日曜・祝祭日は終日休診いたします。

新患・初診の方(久しぶりの受診/いつもと別症状) 午前11時30分まで、午後5時までの受診を、お済ませ下さい。ご了承ください。

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