栃尾みみ・はな・のどクリニック

お知らせ

2019/03/12 花粉対策・予防

暖かい季節になり、過ごしやすい日が多くなって来ましたね。
この時期を迎えると、ニュースでは天気予報と一緒に花粉飛散情報が取り上げられており、今や花粉症は国民の20%が悩んでいる国民病といえます。
花粉症は、飛散したスギやヒノキなどの花粉を吸い込み、それらを体の外に出そうとすることにより「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」などの症状を引き起こすものです。これらにより、口呼吸や鼻声になってしまう一方で、目や喉のかゆみや結膜の充血など鼻以外にも様々な症状が起き日常生活の中で支障をきたしてしまいます。花粉症はアレルギー性疾患の一つです。そのため、まだ花粉症ではない方にも突然花粉症になる可能性は少なくありません。

また、花粉対策・予防として重要なのが花粉に触れないようにすること。外出時にマスクやメガネをしたり、出先から戻って来た時には花粉を室内に持ち込まないように髪の毛や服に付着した花粉を叩くようにすると自分だけではなく周りの人に対し配慮ができます。もう花粉症に悩まれている方へ症状をできるだけ悪化させないためには日頃からの健康管理が大切です。風邪を引かないようにするのはもちろん、気温のちょっとした変化によって発作を誘発してしまうため気をつけてください。とは言っても既に花粉症の症状にお困りの方は、お一人お一人に応じた治療が必要です。少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

2019/02/08 インフルエンザと風邪の違い

爆発的な流行で世間を騒がせている「インフルエンザ」。新潟では日本の中でも二番目に多く流行しています。今年の冬は昨年と違い大雪に見舞われていませんが、暖かい日と寒い日の寒暖差が非常に大きい日が続いていました。気温の大きな変化は体調を崩してしまう原因の一つです。また、体調を崩すと流行しているということもありインフルエンザを疑ってしまうかもしれません。しかしながら、普通の風邪である場合もあります。

インフルエンザは感染して潜伏期間を過ぎてから急激に体調が悪化してきます。主に38℃以上の高熱や倦怠感、関節痛などの全身症状が起こります。一方、普通の風邪はインフルエンザと比べると軽度の発熱、喉の痛み、咳、鼻水など比較的軽い症状がみられます。
このような違いがありますが、どちらも“病”です。
ご自身でインフルエンザなのか風邪なのか判断せずに少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

2019/01/10 扁桃炎

風邪薬を飲んでものどの痛みが続く場合は「扁桃炎」の可能性が考えられます。扁桃とは、のどちんこ(口蓋垂)の脇の部分のことを指します。
この部分はウイルスや細菌などから体を守る役割を持っています。しかし、風邪や疲れ・ストレス、気温の急激な変化、喉の乾燥などにより扁桃腺に付着したウイルスや細菌が増殖すると、炎症を起こし腫れてしまいます。寒い中、外に出たり暖房のついた部屋に入ったりするこの時期には気を配る必要があります。
扁桃炎の症状には、のどの痛み・息苦しさ・物を飲み込みにくい・発熱・リンパ節の腫れ・倦怠感・頭痛・耳痛、などが挙げられます。
腫れている状態のままにしていると、炎症部分が周囲に広がった「扁桃周囲炎」や、扁桃の周りの隙間に膿が溜まる「扁桃周囲膿瘍」、さらにはのどの奥の腫れである「喉頭浮腫」にまで悪化して呼吸困難に至る可能性もあります。
扁桃炎が疑われるようでしたら、症状がひどくなる前に早めの受診をお勧めします。
喉の痛みや倦怠感から、食欲がなくなる場合が多いですが、ヨーグルトやゼリー、バナナ、アイスクリームや冷製スープ、冷ましたうどんなど喉越しのよい食べ物を少しずつ食べて下さい。
また、発熱するため汗をかき、放っておくと脱水症状になることもあるため、水分もこまめに摂るように気をつけてください。
予防法としては、細菌やウイルスによる感染を引き起こさないことが大切です。手洗いうがいや、十分な睡眠、バランスの良い食事を心がけ、ウイルスに負けない体づくりを目指しましょう。

少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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診療時間

月曜日から土曜日まで午前中は9時から12時、午後は15時から18時、ただし、木曜日・土曜日は午後は休診です。日曜・祝祭日は終日休診いたします。

新患・初診の方(久しぶりの受診/いつもと別症状) 午前11時30分まで、午後5時までの受診を、お済ませ下さい。ご了承ください。

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